私が所属する債権管理部は、保証ファクタリングという業務において、お客さまの販売先が倒産した際に保証金をお支払いし、その倒産した販売先の債権を譲り受け、管理・回収を行っています。
当社のお客さまは、業種や取り扱っている商品、商流、商習慣などが異なるため、保証の対象となる債権を特定するのは容易ではありません。また、倒産先が破産や民事再生などの法的破綻であれば、法律の管轄下で公正に手続きが進みますが、法的破綻に至らない営業廃止の場合は、その判断や譲り受けた債権の管理が一層難しく、案件ごとに適切な対応を考える必要があります。
当部署に異動してから約1年が経ちますが、いまだに経験したことのない事案が日々発生しています。そうした中で重要になってくるのが“コミュニケーション”です。私は、経験のない事案が発生した時はもちろんですが、少しでも違和感や疑問を持った時には、必ず周囲に相談や雑談をするようにしています。先輩たちは経験豊富な方たちばかりなので、何気ない会話の中でも、問題点をすぐに把握し、適切なアドバイスで助けてくれます。コミュニケーションを取ること、何でも聞くこと、報告すること……この3点を常に心掛けていると、仕事はチームパワーで達成していくものなのだと強く感じます。
先日、私が異動直後に担当した案件が無事終結しました。その最終手続きを行い、当時のファイルを見返してみると懐かしく感じるとともに、1年で少しは成長できたと実感できました。周りの方に助けられながらではありますが、やはり自分が関わった案件が完了した時の達成感は大きいです。
当社には、温かく接してくれる社員がたくさんいます。仕事が立て込んでいる時に声を掛けて手伝ってくれたり、難しい案件があれば相談に乗ってくれたり、何気ない会話で息抜きができたりと、周りの方々のおかげで毎日活き活きと仕事をしています。また、当社には銀行から籍を移してきた知識と経験豊富な社員も多くいます。業務に関連する専門的な質問にもしっかり答えてくれるので、大変勉強になります。
さらに、研修制度が充実しているのも魅力です。当社商品に関する研修や、自己啓発支援など、もっと学んで成長したい人には勉強の機会が多くあります。担当業務にとどまらず、様々なことに興味を持って、知識の幅を広げていきたい人を応援してくれる会社だと思います。
お客さまへより良いサービスをご提供するために必要なのは、正確さ・速さ・知識や経験の積み重ねによる適時適確なサポートだと、日々痛感しています。
特に私が担当している業務は、営業担当者やお客さまへ直接影響があり、毎日気が抜けません。忙しくて仕事が溜まってしまうと、どうしても「早く処理しなければ」という気持ちが強くなり、ミスに繋がりやすくなるため、できるだけ余裕を持って業務に取り組めるよう心掛けています。
まずは、周りの先輩たちのように正確に、スピーディーに担当業務を処理できるようになることが目標です。今までたくさん助けていただいた分を、少しでも早くお返したいです。
また、当部は金融関係や法律関係の専門知識があふれる勉強材料の宝庫で、日々の業務の中にも、まだまだ知らないことがたくさん転がっています。この環境で時間を見つけて勉強し、積極的に知識や経験を積んでいきたいと思います。そして、どんな案件にもまずは自分の頭で対応策を考えられるようになりたいです。
将来的な目標は、担当業務にとどまらず、当部にとって、ひいては当社にとってもより良い業務体系の構築に寄与できるよう、キャリアアップも視野に、様々な分野にチャレンジしていきたいです。
私が通過した面接の共通点は「用意した原稿の内容を話していない」ことだったように思います。面接では、たとえ原稿を見ていなくも、事前に書いた原稿通りに話していることが、どうしても相手に伝わってしまうのではないでしょうか。そのため、何をしてきたのか「伝える」のではなく、何をしてきたのか「話す」ということを意識してみてください。「話す」ことで、あなたの“人となり”を知ってもらうことが何より大切です。あなた自身が存分に輝ける会社に入社できることを願っています!